たぶん動くと思う...

カリフォルニア生活とか、エンジニアリングとか。

Tax Return(確定申告)の延長申請 -CA州の場合-

今年もTax Returnの〆切が近づいてきて、周りの方々もバタバタと用意しております。
自分も遅ればせながらTurboTaxあたりで挑戦しようとしてみたのですが、
今年は移民手続き等の関係もあってちょっとどう処理すればいいのか
分からないケースも含まれていて、結局会計士さんにお願いすることにしました。

アメリカの確定申告は〆切に間に合わない場合は延長申請を出す事で期限を
延ばすことができます。最終的に今年は〆切に間に合ったのですが、
そちらの提出も途中まで考えていたので、そのやり方を書き残しておきます。

1. IRS向け
Form4868を提出します。こちらを締切日までに提出できればとりあえず延長が可能です。オンラインでも申請可能ですので、間に合いそうに無い方はチェックしてみると良いかと。

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書き方は特に迷う部分は無いと思いますが、支払情報の部分に注意が必要です。
この延長申請はあくまで確定申告のフォームを提出する〆切の延長であって、税金の支払い期限の延長ができるわけではないのです。

したがって、支払い額をestimateでも構わないので計算し、このフォームを郵送で
提出する場合は小切手を同封するか、オンラインの場合は支払いもオンラインで
同時に済ませてしまいましょう。

多めに払うことに問題はありません、きっちり申告すればそのあと返ってきます。
少なかった場合はペナルティとして利子が発生してきますので、注意が必要です。

なおSSNがまだ手に入っていない場合はITINの番号が必要となりますが、
それもない場合は"ITIN TO BE REQUESTED", あるいは"SSN TO BE REQUESTED"
などと記載して出しておくと良いみたいです(参考)。


2. 州向け
カリフォルニア州は2015年現在、「延長の自動適用」が認められている州の
1つですので、特に何もしなくても、IRS向けの延長申請さえ出してしまえば
あとで同時に確定申告書類を出すのみで、何の問題もありません。


注意:
自分は会計士ではないので、ここに掲載されている情報は2015年時点で私が調べられた範囲でのものとなります。この情報を鵜呑みにして問題が発生しても責任は取りかねますので、不安な方はご自身でよく調べるか、会計士さんの助けを借りるのが一番だと思います。